レミニセンス Re:Collect

 
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塵も積もれば”大和撫子”!
レミニセンスの続編!ここにアリ!

美点
・そろそろ慣れてきた新しい雰囲気のトモセシュンサク絵、によるNEWヒロイン!(ジト目かわいい)
・中だるみしないシナリオ。日常ギャグと真面目な仕事話の二味楽しめる。
・前作でノリに慣れたら、テンポ良くサクサク読めるギャグゲー(真面目なトコもあり)!

 
難点
・話の締め方が(悪い意味で)急展開
・前作の伏線回収には期待できない。アフターストーリー、ショートストーリーはおまけ程度
・所詮、ファンディスク。それ相応のボリューム。



・前作でノリに慣れれば納得の”サイドストーリー”(最後以外)

 『レミニセンスRe:Collect』は前作『レミニセンス』のアフターストーリー兼、続編である。
アフターストーリーには前作の攻略可能のヒロインはもちろん、待望の長谷川 恋ルートっぽいのが付属。

やったぜ。

なお、人気第1位の恋ちゃんの出番はそこだけで、前作の続きである「続編」の方には一切出てこない。

なんでだぜ。



 さて、Re:Collectの本編とも言える「続編」の方は、前作から数年後のお話。
妹の秋たちも学園を卒業し、それぞれの道を歩んでいるが相変わらず職場では浮いている主人公。
いろいろコツコツ頑張っているところに一つのビッグニュースが入ってくる。
ホープタウン、ドリームタウンに次ぐ第三の都市の存在が発見されたのだ。
かの都市の名前は「大和」
新しい都市とはどのように交流し、どのように提携するのか。
”平和”的に解決するのか、正常な国交を築けるか。
主人公たち特務官はこのビッグプロジェクトに挑んでいく―――というストーリー。



 『レミニセンス』をプレイするときは、どうしても「衣笠 障悟 × トモセシュンサク」コンビの名作として『暁の護衛』と比較することになったが
本作は前にやった作品として『レミニセンス』を思い出しながらの比較になったた部分が、思い抱く感想に大きな変化があると思う。


つまり、ギャグもノリもわりと面白かった前作では馴染めなかった雰囲気に、今作は馴染めた

海斗(暁の護衛の主人公)のノリではなく、秀隆(レミニセンスの主人公)のノリでも違和感がなくなった。
それが今回、思ったより悪くないと思えた理由かもしれない。


 未だ職場で浮き、新しい上司にパワハラされまくるも頑張る主人公って点が非常にツボなのと
変わらずくだらないギャグとギャグゲーのノリのおかげでサクサク読み進めることができる。
特務官としての真面目な交渉ストーリーと、秀隆としての日常ギャグがとてもいいバランス。

 とっつきやすさ、やり始めたら止めるタイミングが掴めない、プレイするのは漫画を読むような感覚なのが本作のオススメポイント。
そういえば前作も思い出せばそのようなオススメポイントがあった気がする。


結論として、「暁の護衛」なんて過去の作品は忘れた今、「レミニセンス」の続編として読めば悪くない、読める作品だったと思う。



さて、気になる点を挙げていこう

 本編、初回プレイ時は「和葉ルートNormalEND固定である。
このENDは大層「秀隆の冒険はまだ始まったばっかりだ!」風の打ち切りエンドであるが、
まだ問題ない。
このENDクリア後に、「和葉TrueEND」と「大和の若頭ルート」が開放され、後者でその続きのようなストーリーを読むことができるからだ。

 大和ルートでは、
特務官としての真面目な交渉話、新しい大和のキャラクターたちといい飽きることのないストーリー。
とくに、大和での新しいヒロインズ(攻略非攻略含む)はどれも素晴らしいキャラクターたちでもっと彼女たちのサイドストーリーを読みたかったほど。
攻略可能ヒロインこと大和の若頭もめちゃくそ萌えるお方である。
お慕い申し上げますなんてワード久しぶりに聞いて高まった。


自分の国の女皇帝が異国の平民とくっつくなんていや普通に考えて色々まずいでしょ」のような疑問は、価値観の違いからという理由があるとして


 問題なのは、このルートにおけるストーリーの締め方が”いきなり”であることだ。
いや、これは某るーすぼーいみたいな超展開か!?と思えば、壮大な仕掛けがあるわけでもなく本当に「いきなり」終演へ一直線という展開迎える
無論、某赤さん作品のようなブチ切りではないものの、途中までの展開がなかなかおもしろかっただけに時間の都合によりここで一直線に終わらさせていただきますというのは残念。

 ただ「暁の護衛 ~罪深き終末論」のような気になる展開のまま「先生の次回作にご期待ください!」となるよりは無理矢理終わらせる今回のほうが自分としてはマシだと思う。

本編クリア後にはショートストーリーなるものが開放され、そこで補完があるのかと思えば、本編に入ることのなかったボツ掛け合い集みたいなものなので期待してはいけない。ショートストーリーではなく掛け合い集だ


レミニセンスのノリに慣れた今、気になったのはそれくらい。
おもいっきり続編商法かと思っていたけど、案外そうでもない普通のファンディスクだったと思う。
ただ前作でばら撒いた謎は全く回収されてない。その点はお察しください。
この作品自体が、前作本編のサイドストーリー。みたいなね。

 あと今作でも、初登場となる例の新人特務官さんとかほぼストーリーにおける存在価値がないように思える点についてだけは、きっと次作『レミニセンス ~罪深き終末論』のお楽しみなのだ。
永遠に攻略ヒロインになれないまどかも同じだ。










和葉TrueENDへの選択肢を初見で選べた貴方は何かの才能がある人に違いない。潔く、攻略サイトを見て攻略しよう。